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ソッピース トライプレーン : ミニ英和和英辞書
ソッピース トライプレーン[とらい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
トライ : [とらい]
 【名詞】 1. try 2. (n) try

ソッピース トライプレーン : ウィキペディア日本語版
ソッピース トライプレーン[とらい]

ソッピース トライプレーン()は、第一次世界大戦中に、ソッピース・アヴィエーション社によって設計・製造されたイギリスの単座戦闘機。パイロットは本機を「トライプハウンド(Tripehound)」または単に「トライプ(Tripe)」とあだ名した〔日本では本機を「トリプレーン」と表記するケースがあるが、正しくは「トライプレーン」であることがこの逸話からも窺える。〕〔Bowers and McDowell 1993, p. 62.〕。トライプレーンは1917年前半にイギリス海軍航空隊に配属されただちに成果を挙げたが、その年の後半にはソッピース キャメルが実戦配備となったため、比較的短期間で現役から退いた。トライプレーンは大戦の残りの時期、練習機として使われた。
== 設計と開発 ==
トライプレーンはソッピース・アヴィエーション社の自主的な企画として着手された。胴体と尾翼は先行するパップの丸写しだったが、主任設計者のハーバート・スミスは、パイロットの視界を改善するために新しい飛行機に翼弦の小さい3枚の主翼を与えた。そしてそのすべてに補助翼が取り付けられていた。また水平尾翼の取付角を可変とすることにより、自動的に飛行中の釣り合いを取ることが出来た〔 Franks 2004, pp. 19, 66.〕。1917年2月には水平尾翼を幅8フィートの小型のものとすることで昇降舵の反応が改善された〔 Cooksley 1991, p. 23.〕。
トライプレーンは最初、110馬力のクレルジュ9Z ・9シリンダーロータリーエンジンを動力としたが、大部分の生産型は130馬力のクレルジュ9Bロータリーを装備した。少なくとも1機のトライプレーンが110馬力のル・ローヌエンジンでテストされたが、目立った性能向上は見られなかった。
N500のシリアルを持つトライプレーンの試作型は、ソッピース社のテストパイロット、ハリー・ホーカーの操縦で1916年5月28日に初飛行した。ホーカーは離陸後3分の間に連続して3回宙返りを行い、見物人を仰天させた〔Robertson 1970, p. 59.〕。トライプレーンは非常に機敏で、反応が良く、調和のとれた操縦性を持っていた〔 Franks 2004, p. 19.〕。しかし、機動の際には変わった癖も見せた。評価者の一人は、ローリングの際に「一連の酔っ払ったような動きをする」ように見えたと書き残している〔 Connors 1975, p. 50.〕。
1916年7月、N500は海軍航空隊の「A」飛行隊とともにダンケルクに送られ、非常に良い成績を収めた。試作2機目(シリアルN504)は130馬力クレルジュ9Bを装備していた。N504は1916年8月に初飛行し、12月にフランスに送られた〔 Franks 2004, p. 50.〕。この機体はいくつかの飛行隊のための転換訓練機として使用された〔 Franks 2004, p. 50.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソッピース トライプレーン」の詳細全文を読む




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